山口労災病院 指導医・ 先輩研修医の声

山口労災病院 初期臨床研修医 指導医 メッセージ

message Instructor 1

温もりのある医療に
自身の思いを載せて

プログラム責任者

副院長・ 糖尿病内分泌内科部長

松原 淳

どのような医師になりたいと考えていますか。将来どのような医療を提供していきたいでしょうか。
医学部を目指した時に、すでに将来の進路を明確なビジョンとして捉えていた方もいるでしょう。しかし、漠然と「医師になる」という目標に向かって歩んできた方も多いことと思います。

入学後に多くの講義や課外活動を経験しながら、こんなことをやってみたい、自分はこうありたいという思いや希望が徐々に芽生え、具体化してくる。ただ、実際の臨床現場で主体性を持って経験していないと、なかなか明確なイメージが湧いてきません。
当院は、臨床研修基幹病院として2020年8月に卒後臨床研修評価機構(JCEP)の認証を受けました。2020年より救急科、歯科口腔外科また2021年より総合診療科を新設し、勤労者予防医療部(健診部)を含めると現在の診療科は25科におよび、症例も非常に豊富に経験できます。研修の特徴としては、ローテートに大きな柔軟性があること、多くの専門医・優秀な指導医によるマンツーマンで丁寧な指導のもと、できることは積極的に主体的に経験して頂くことです。どの臨床研修指定病院あるいは教育関連病院にも専門医・スペシャリストは在籍しますが、症例によってはその専門外領域との関わりを避けては通れません。各科の垣根が非常に低い当院では、このような場面でまず困ることはありませんし、麻酔・救急・集中治療領域の基本やトリアージ能力を全研修期間通じて身につけられるよう配慮しており、自信もつきます。また、日々の診療の中で多(他)職種とのカンファレンスなどを通じて、今の社会で求められている医療がどのようなものか身をもって感じ、自分自身が如何に貢献できているかが理解できます。当院での研修を通して医師としての実力を身につけることが、地域での温もりのある医療に貢献できることを実感してください。
最後に、研修中に自分自身を追い込んで勉強したり診療することが大切な時もありますが、追い詰めたり、思い詰めたりする必要はないと思っています。「悩む前に相談する」、当院ではそういった雰囲気作りも大切にしています。
message Instructor 2

内科治療だけで悪性腫瘍に立ち向かう血液内科。
総合的な内科力を鍛えることができます。

血液内科

東野 洋一

急性・慢性白血病、骨髄異形成症候群、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、再生不良性貧血、ITP、鉄欠乏性貧血、悪性貧血、溶血性貧血、血友病等の診療を行っています。地味な領域ですが、興味のある方は大歓迎です。
message Instructor 3

「All for the patient」多くの経験の中で
医師としてふさわしい人格を育てる。

消化器内科部長

戒能 美雪

初期研修では、基本的診療能力を養成することのみではなく、医師としてふさわしい人格を育てていくことを目標としています。消化器内科での初期研修では、専門領域の異なる6名の医師が教育・指導を担当します。診療において高頻度で遭遇する消化器疾患を、幅広く確実に習得することが出来ます。特に初期診療に深く関わることが可能で、指導医とともに診察にあたります。また、他科とも連携して充実したカンファレンスを行っています。日常診療に役立つレクチャーも行っており、その後のディスカッションにも力を入れています。実際の手技としては腹部超音波検査を多数経験でき、内視鏡検査はシミュレータでのハンズオントレーニングが受けられます。当院の研修医は多くはありませんが、そのメリットとして学ぶべき症例を確実に担当し、習得すべき手技を実際に行うことができます。「All for the patient」研修医としての第一歩を一緒に始めませんか。
message Instructor 4

地域の中核病院ですが研修医は少人数で
柔軟なプログラム。一緒に内視鏡しましょう!

消化器内科部長

中村 陽平

消化器内科の中村陽平です。ちょうどいい規模の山口労災病院で研修しませんか?ぜひ一緒に内視鏡しましょう。
message Instructor 5

カンファレンスでは活発な意見交換を行い、
症例への理解を深められます。

消化器内科部長

浦田 洋平

当科には、消化器内科志望・他科志望を問わず充実した研修期間を過ごせる症例数・環境・対応力があると思います。
また、活発な意見が飛び交い、症例への理解が深められるようにカンファレンスをしています。どうぞお見知りおきを。
message Instructor 6

一緒に考えながら診療したいので
主体的に取り組める方、お待ちしています!

消化器内科部長

播磨 陽平

消化器内科の播磨陽平です。消化器内科の中では専門は肝臓を専門としています。
また総合内科外来の診療も行っており、専門外の部分で研修医の先生と一緒に考えながら診療できればと思います。
message Instructor 7

診療科同士の垣根も低く、疑問や相談なども
すぐ出来、活動的に研修したい方は
是非当院へお越しください。

消化器内科

一杉 知毅

当院では内科系は糖尿病内科、血液内科、消化器内科、循環器内科とそれぞれに常勤医がつとめています。外科系は消化器外科、呼吸器外科、血管外科、整形外科、脳神経外科と初期研修に必要とされる診療科はそろっています。そのほかにも小児科や産婦人科、精神科、泌尿器科、救急科、歯科口腔外科とそれぞれの専門科もあります。
300床に満たない病院ですが、地域の中核病院として、外来や入院では一般的な疾患から専門的な疾患まで幅広く経験することが出来ます。
診療科同士の垣根も低く、疑問や相談などもすぐ出来る体制になっているので、地元でのびのび、活動的に研修したい方は是非当院へお越しください。
message Instructor 8

外来診療で内科の基礎から学び、
脳脊髄液検査も学べるチャンスがあります。

総合内科

石口 絵梨

当科では総合内科(総合診療科)を行っています。現時点では外来診療のみです。病歴の取り方、身体診察、鑑別診断の挙げ方、検査オーダーの方法まで、内科の基礎的な知識を身につけることができます。検査手技としては、脳脊髄液検査が可能な場合があります。
message Instructor 9

多職種カンファレンスにも参加。どの科に
進んでも活かせる充実した研修内容です。

副院長・ 循環器内科

関 耕三郎

当院初期研修では、専門医指導のもと循環器内科に関する種々の検査、治療に積極的に関わることでバランスの良い臨床能力を養うことを目標としております。心疾患診断のための代表的検査として、心エコー検査も習得可能であり、心筋シンチグラフィ・冠動脈CT、心臓MRIなどの非観血的検査から、冠動脈造影検査をはじめ、血管内イメージングデバイスであるIVUS、OCTを用いた画像診断や、右心カテーテル検査を用いた血行動態評価、心筋生検なども行います。また、狭心症や心筋梗塞などの冠動脈疾患に対する冠動脈インターベンション治療(PCI)も積極的に行っています。急性期から慢性期治療にかけてのリハビリテーションをはじめ包活的治療にも力を入れており、毎週、多職種カンファレンスを行っており、将来どの科に進むとしても活きてくる充実した研修になると思います。ぜひ一緒に頑張りましょう。
message Instructor 10

患者の社会生活や背景を加味した
包括的な医療の実践を目指します。

循環器内科部長

瀧田 覚

各種症例検討会や看護師や理学療法士、栄養士、薬剤師等々、様々な医療スタッフとの連携や協力に基づいた医療を通じ、医師としての知識や技術を高め、また患者の社会生活や背景を加味した包括的な医療が実践できるように指導を心がけています。
message Instructor 11

急性期も慢性期も対応可能できるように。

循環器内科部長

松田 晋

当科は急性心筋梗塞や急性心不全などのダイナミックに変化する診療に関わることができます。治療一つで急激に症状が改善する点では、非常にやりがいを感じることが多いです。また循環器疾患を扱う科である以前に、内科であるので、高齢化社会の日本で診療必須となる高齢の感染症(誤嚥性肺炎や尿路感染症)などの対応も行います。急性期疾患だけでなく、プライマリーケアにつながる慢性期疾患の対応も行っております。
今後どのような科に進むにしても生かせる経験/技術を積むことができる研修になると思います。
message Instructor 12

幅広い精神疾患の基本的な診断や薬物
および精神療法の基礎を習得します。

精神科部長

土屋 健

近年、精神科疾患に対する理解も進んできており、精神的な不調やストレスを抱える方々が気軽に精神科を受診される時代になっています。当院精神科では専門分野にかかわらず医師として必ず経験するであろう気分障害、ストレス関連障害、認知障害、睡眠障害、せん妄など幅広い精神疾患の基本的な診断や薬物および精神療法の基礎を習得することが可能です。外来診療においては予備診察をおこなっていただき、担当指導医とともに診察し家族背景やストレス要因を抽出しています。その後患者の病態を考察し治療方針を決めるプロセスを経験していただきます。また、総合病院精神科として他科診療科入院中のケースに対してリエゾン精神医学も体験していただきます。がん患者の心理的サポート、高齢入院患者の認知障害やせん妄などの対処方法、身体疾患に対しての不安状態や抑うつ状態などへの介入方法も学んでいただきます。薬物療法に対しても睡眠薬、抗不安薬、抗うつ薬、非定型抗精神病薬などの基礎的知識を習得していただくことになります。精神科志望の有無にかかわらず当院精神科では研修医の研修プログラム参加をお待ちしております。
message Instructor 13

身につけるべきはトリアージ能力。
多職種によるチーム医療も体験できます。

小児科部長

田代 紀陸

小児科では、毎日午前中に一般外来研修を行います。日常遭遇する頻度の高い小児疾患に対する初期診療能力を身につけていただきます。成人と異なる小児の特殊性を理解し、小児の診療を適切に行えるよう基本的知識・技術の修得を目指します。身につけるべきはトリアージ能力で、すぐに小児科専門医に紹介すべきか、明朝まで待てるかの判断ができるようになることです。午後からは、乳幼児健診で小児の正常発達、予防接種などを学びます。気管支喘息や食物アレルギーなどのアレルギー疾患の診療も行います。
また田代は、山口労災病院の院内感染対策室長なので、週に1回の抗菌薬適正使用支援チーム(AST)カンファレンスと、感染対策チーム(ICT)の病院ラウンドに参加し、多職種によるチーム医療を体験できます。
message Instructor 14

診療科が多く、外科診療・手術について
豊富な経験が積めます。

外科部長

古谷 彰

消化器外科、呼吸器外科、血管外科、乳腺外科など幅広く経験できますので、外科診療・手術がどのようなものか見てみたいと思っている方は、是非検討してみてください。
message Instructor 15

忙しい日々のなか多くを学べ、
やりがいがあります。

外科部長

井口 智浩

やりがいのある科です。一緒に楽しく働きましょう。
message Instructor 16

総合的な癌診療に携わる中で多くのことを学び、
とてもやりがいがあります。

外科部長

岩村 道憲

乳腺外科は予防(乳癌検診、BRCA遺伝子検査)、診断(各種画像検査、生検)、治療(手術、薬物療法、放射線治療など)、そして緩和医療まで、総合的な癌診療に携わる科です。学ぶことも教えられることも沢山ある、やりがいのある科です。
message Instructor 17

多領域の疾患を経験することができ、
臨床の基礎をつくる環境が整っています。

外科部長

小野田 雅彦

当科では、消化器外科、呼吸器外科、血管外科、乳腺外科など、多領域の疾患を経験することができます。外科志望の有無にかかわらず、研修医の皆さんをお待ちしております。
message Instructor 18

大切な家族や友人、自分が患ったときに
“受けたい、受けさせたい医療”を。

外科部長

竹内 雅大

当院・当科では豊富な症例、救急疾患を経験できます。指導の根幹は、大切な家族や友人、自分が患ったときに“受けたい、受けさせたい医療”を提供できるようにすることです。そのためには患者を診る、命を診るという責任を持ち、技術だけではなく、学術的にも見聞を広めていく必要があります。本気で外科系(救急も含む)を目指したい人には全力でサポートし、技術的にはもちろん、学術的にも一段階上の外科系医師を養成し、初期研修が終わる頃にはどこに出しても恥ずかしくない医師の育成を目指していきます。
message Instructor 19

年間200例前後の手術を経験。
外科学会専門医の症例はほぼ網羅しています。

外科

河野 和明

当科では心臓・胸部大血管を除く、胸部・消化器・循環器・乳腺内分泌・小児・一般外科および上記領域の癌治療を扱っています。年間の手術数はここ数年間500例前後で推移しており、このうち約1/3にあたる150例前後の症例、肺・食道・胃・大腸・肝・胆嚢・ヘルニアなどに対して鏡視下手術を行っています。
研修医の先生は年間200例前後の手術を経験します。このうち腹腔鏡下胆嚢摘出術や虫垂切除、ヘルニア手術、下肢静脈瘤など約100例前後は主治医として受け持つことになり、外科学会専門医の症例はほとんど網羅しています。手術以外の癌治療として術前・術後化学療法、緩和ケアにも参加することになります。また月2~3回の当直により救急医療にも携わることとなります。県内、中四国、全国の学会への発表、論文作成の指導も行っています。
当科の外科医も働き方改革によって、年休・夏休み・年末年始休みも交代制で消化できる時代となりました。外科の研修は是非とも当科までお越しください。
message Instructor 20

各分野の基礎的なことを網羅して身につけ、
将来の専門性を考えていきましょう。

副院長・ 整形外科部長

藤 真太郎

前期研修を志す学生の皆さんへ
整形外科の研修は必須ではありませんし、手術している姿は大工の棟梁のようです。しかし皆さんの病院勤務が始まると、否応なく当直が回ってきます。やはり多いのは外傷です。その時、整形外科の研修がきっと役に立つはずです。例えば、骨折の有無の診断、Primaryの対応、簡単な脱臼の整復、腰痛の重篤度の判定等々。一度研修していると、自信となります。大胆さと繊細さが同居する、整形外科の研修も、考えてみてください。
後期研修を志す皆さんへ
整形外科は非常に守備範囲が広い科です。骨折、外傷はもちろん、腰痛、関節痛などの慢性疾患、リウマチや神経疾患などの他科ともかぶるところもあります。後期研修ではこれらの基礎的なことを網羅して身につけ、研修終了後の専門性を考えていく時期になります。当院には各分野のスペシャリストが揃っています。一緒に楽しく研修して将来を考えていきましょう。
message Instructor 21

労働災害よる外傷からスポーツ外傷・障害、
慢性疾患にいたるまで幅広く対応しています。

整形外科部長

山本 久司

山口労災病院では労働災害を含めた外傷・スポーツ外傷・障害から慢性疾患まで幅広く整形外科疾患に対応しています。その中の上肢を中心に一緒に治療を経験してみませんか。
message Instructor 22

急性期病院ですが落ち着いた環境。
各症例にじっくり取り組むことができます。

整形外科部長

山岡 康浩

山口労災病院のいい所は急性期病院でありながら比較的落ち着いていることです。入院期間等に大きな縛りもないため、各症例にじっくりと取り組む時間があります。一例一例をしっかり研修したい先生に是非きて頂きたいと思います。
message Instructor 23

整形外科

城戸 研二

message Instructor 24

超高齢化社会で増える骨折の治療。
様々な症例を丁寧に指導していきます。

脊椎・脊髄外科部長

寒竹 司

山口労災病院の脊椎・脊椎外科は2名の常勤医を中心に、整形外科、リハビリテーション科と連携して、脊椎脊髄疾患の診療を行っています。県内で初めての脊椎・脊髄病センターを立ち上げ、県内外のあらゆる脊椎脊髄疾患の診療に対応しています。年間約200件程度の脊椎・脊髄疾患の手術件数があり、手術用顕微鏡を駆使し、全例で術中脊髄モニタリングを併用し、安全で低侵襲な手術を行っています。また、手術用脊椎ナビゲーション装置を導入し、医療者の放射線被爆を軽減し、安全で正確な脊椎へのスクリュー挿入、脊椎固定術を行っています。さらに脊椎外科の中でも専門性の高い、小児の脊柱側弯症の診療、手術にも対応しています。将来、整形外科、脊椎外科を目指している方には最適な研修環境が整っていますので、興味のある方はご連絡下さい。
message Instructor 25

多彩な疾患経験と専門知識が学ぶことができ、
将来的にも満足できる研修になるでしょう。

脊椎・脊髄外科部長

村上 智俊

山口労災病院の研修では外傷から慢性疾患まで幅広い整形外科疾患を経験することができます。また数少ない、日本整形外科学会専門医、手の外科専門医、リウマチ専門医、日本脊椎脊髄学会脊椎脊髄外科専門医の基幹研修施設でもありますので、この環境下での研修はきっと将来的にも満足できるものになると思います。お待ちしております。
message Instructor 26

脳疾患専門診療の一連の診療、
患者様の生活に配した診療を指導します。

脳神経外科部長

杉山 修一

山口労災病院は地域医療圏の中核病院です。当該の宇部山陽小野田美祢医療圏においては昨今特に救急診療において大事とされる脳卒中診療の一端を担う役割もあります。
当脳神経外科では地域連携および救急搬入された患者様の診察(問診、神経学的所見)、CT/MRIなどの画像検査、点滴・投薬などの初期対応、病態把握・評価によるトリアージ(入院・手術、病病連携の判断等)を行い、入院診療や患者様への病状説明など脳疾患専門診療の一連の診療を研修頂きます。
研修医の皆様には先進の技術(血管内血栓破砕回収療法など)や最新の検査などの国内先端医療を学んで頂くことも大事ですが当脳神経外科ではご提供は出来ません。しかしながらそれらを指導・提供出来る病院も実際には少なく、最先端の機器・技術、方法が使えない場合はどう対応するかについて、初診から退院・転院調整まで患者様の生活に配した診療を一貫して個別に指導させて頂きます。
message Instructor 27

「ダヴィンチ」の導入、video urodynamics検査
など、最先端の検査・治療を行っています。

泌尿器科部長

白瀧 敬

泌尿器科領域の標準的検査、治療などの経験、習得を基本とし、山口大学に協力をお願いし、「ダヴィンチ」によるロボット支援手術の経験を得ることができます。また、当科の特徴としては、排尿障害領域の検査、診療に長けており、山口県内で唯一video urodynamics検査を行っており、排尿障害領域では最先端の検査、治療を行っています。また、他科、多職種、他院との連携に優れており、知識や手技の取得や、問題解決などをスムーズに行える環境にあります。
message Instructor 28

プライマリケアに必要な知識、
救急処置についてマンツーマンで指導。

産婦人科

山下 裕幸

現在、産婦人科の常勤医は1名で婦人科手術、分娩は多くは有りませんが、プライマリケアに必要な婦人科疾患および妊娠に関する基本的な知識・症状・所見、また産婦人科の救急処置についてマンツーマンで研修できます。新患の問診、内診、検査さらに診断、治療方針も指導医とともに行っていただきます。将来産婦人科専門医を志す医師だけではなく、そうでない医師にも産婦人科の診療を理解し、実際の臨床に役立つよう研修していただきます。
 産婦人科学は、周産期医療、生殖医療、腫瘍学、女性医学に大別されますが、周産期医療では、妊娠経過、分娩管理、産褥および新生児管理に必要な基本知識を研修します。生殖医療では、一般の不妊検査・治療を研修しますが、体外受精は行っていません。希望があれば他院での研修を行っていただきます。婦人科腫瘍では、保存的治療、手術また悪性腫瘍では化学療法を研修していただきます。女性医学では更年期障害、卵巣機能障害の診断、治療を理解していただきます。
message Instructor 29

マイナー科での経験も研鑽を深めれば、
将来何科にいっても役に立ちます。

耳鼻咽喉科部長

下郡 博明

咽喉科はマイナー科の一つで必修科ではありませんが、経験していただくと将来何科にいっても役に立つ知識があると思います。耳鼻咽喉科は外科系ですが、内科的疾患もたくさんあります。
代表的な症候はめまいです。耳鼻咽喉科医の中には、めまいの魅力にとりつかれて神経耳科学を専門として神経内科医として活躍している方もおられます。耳鼻咽喉科の研修では、めまいの急患対応について耳鼻科ならではのフレンッエル眼鏡やCCDカメラを用いた眼振所見をもとに診断を進めていく修練を行い、危険なめまいを見逃さないポイントを学習していただきます。また、めまいの急患で最も多い良性発作性頭位めまい症の病巣診断と耳石置換法を習得してもらいます。これらは当直帯でのめまいの急患対応に大変役立つと思います。また、耳鼻咽喉科領域は、アレルギー、感染症の門戸であり、これらの疾患についても研鑽を深める機会となるでしょう。
message Instructor 30

コメディカルの方とも協同し、充実した
地域リハビリテーション医療へと繋げます。

院長補佐・ リハビリテーション科部長

富永 俊克

疾患別リハビリテーションを急性期に行う為の基本的な医学的知識(解剖、生理、病態把握、ガイドライン等)について学びます。
幅の広いリハビリテーション医学の知識を基礎として温かいリハビリテーション医療に取り組みます。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の各々のセラピストや看護師、MSW,地域のケアマネージャーとも協同して問題点を整理して地域リハビリテーション医療に繋げます。
message Instructor 31

客観性の高い画像診断の必要性が高くなり、
画像診断医の重要性は増しています。

放射線科部長

野村 敏

臨床現場では画像診断なしに診断や治療方針を決定することは少なくなってきており、客観性が高く低浸襲である画像診断の必要性はますます高くなってきています。画像診断で簡単に診断がついてしまう疾患や、画像診断でないと診断がつかない疾患も多くあります。
全世界のCT装置のうち1/3は日本にあり、増加する検査件数は医療費の高騰や医療被爆の増加という問題に発展しています。しかし日本に多数あるCT機器の2/3は画像診断医不在で稼働しており、画像診断医による診断は4割以下の状態となっています。これに対し国では保険制度で画像診断管理加算の制度を作るなど、医療水準を保つのみならず病院経営の面からも画像診断医の重要性は増しています。将来放射科を志望される方以外も画像診断に興味がある方は放射線科での研修をご検討ください。
message Instructor 32

麻酔・救急・集中治療領域の基本を経験し、
手術医学の理解を深められます。

麻酔科部長

佐伯 仁

多くの症例を経験してもらい、麻酔管理・気管挿管・人工呼吸管理・中心静脈ルート留置・感染管理などの、麻酔・救急・集中治療領域の基本を指導します。麻酔科研修を通じて、手術医学への理解を深めてください。
message Instructor 33

子育て中の女性医師として家庭と両立しながら、
救急当直などにも携わっています。

麻酔科部長

白澤 由美子

子育て中の女性医師として、山口大学麻酔科で初めて、博士課程を修了し学位を取得しました。丁寧で思いやりのある麻酔を心がけ、緩和ケアチーム活動や救急当直なども、家庭と両立しながら行っています。
message Instructor 34

「できるものはなんでもしてもらう」。
やる気と能力を引き出します。

特別顧問・ 麻酔科

中木村 和彦

令和2年度はCovid19のために、手術件数が激減しましたが、例年は1700~1800件の全科にわたる麻酔があります。
研修医に対しては、できるもの(=安全が担保できること)は「なんでもしてもらう」指導方針にしています。点滴、気管挿管、動脈ライン・中心静脈ライン確保、硬膜外麻酔、脊髄くも膜下麻酔、全身麻酔管理すべてやってもらいます。手順を追って、やって見せ、「言って聞かせて、させてみて、誉めて」教えるようにしています。2-3ヶ月あれば、脊椎の変形がなければ、腰部硬膜外麻酔をほぼ一人で行えるまでになります。
当院の特徴は、麻酔以外に、日本救急医学会認定のICLSや、アメリカ心臓協会(AHA)認定のBLS, ACLSコースを主催出来る人材と器材を有していることです。この点では、県下トップ(クラス)です。例年、ICLSコース3-5回とBLSコース1-2回を開催し、研修医の方のほとんどにICLSコースを受講してもらっています。
研修医のやる気を伸ばす指導を心がけていますので、麻酔科研修に是非お越しください。
message Instructor 35

少数精鋭の専門医が指導。多くの経験から
危機的状況での迅速な判断力を養います。

麻酔科

佐伯 真理子

当院麻酔科は少人数ですが、全員専門医です。
主に外科と整形外科の手術の麻酔を担当しており、高齢で合併症の多い患者の麻酔を多数経験できます。
心肺停止からの蘇生や危機的状況での迅速な判断を養うのに麻酔の知識は役に立ちますよ。一緒に楽しく働きませんか?
message Instructor 36

多様な手術症例と周術期全身管理の経験が
医師としての礎となるでしょう。

麻酔科

油利 俊輔

かつて私も山口労災病院で初期研修を行いました。研修医時代に学んだことは私の礎となっています。麻酔科では多様な手術症例を経験でき、周術期全身管理を学ぶことが出来ます。実り多い初期研修になるよう、一緒にがんばりましょう!
message Instructor 37

大切なことは様々な情報から判断・選択し、
患者さんの問題解決に結びつける能力

救急科部長

河村 宜克

皆さんが初期研修をどのように過ごすかは医師として成長していく中で大きな方向性を決める重要な時期です。医療を実践するのみならず、様々な人との出会いの場でもあり、その関わりの中で多くのことを学び身につけていくのが初期研修です。当院は皆さんにとって充実した研鑽の場になることを確信しております。
 当科では外因・内因問わず主に救急車で来院される患者さんの窓口となっており、その初期対応を担っています。皆さんが主体となり、指導医と共に診療していただきます。初期研修は学生時代に十分経験できなかった反動からかとかく手技の取得に目が向き「色々とやらせてもらえることが良い研修」となりがちですが、それは私達の仕事のごく一部に過ぎません。もっと大切なことは様々な情報から判断、選択し患者さんの問題解決に結びつける能力です。当科はこういったトレーニングに最適な場を皆さんに提供いたします。共に学びましょう。

山口労災病院 初期臨床研修医 研修医 メッセージ

message Instructor 1

手厚いサポートのもと自由な研修ができます

白石 智世

● 研修先病院として選んだ理由は?

研修医の人数が少なく、自由に研修スケジュールを組めるところが魅力的だったからです。

● この病院を選んでよかったことは?

少人数制のため、興味のある症例や手技にどんどん関わることができます。指導医はもちろんそのほかの先生方やコメディカルの方々がたくさんサポートしてくださるので様々なことにチャレンジしやすいです。

● 研修で最も身についたことは?

さまざまな症例や手技を経験し、少しずつビビらずに挑戦することができるようになってきました。また似た症例を何度か経験することで早い段階で見通しを立てて対応できることも増えてきました。

● 学生へのメッセージ

各自の希望にあわせて研修内容や忙しさなどを自由に調整できます。先生方やコメディカルの方々が温かく見守ってくださるのでとても働きやすい病院です。お気軽に病院見学にお越しください。

message Instructor 2

研修医が少人数のため幅広い経験ができ、それでいて1例1例を丁寧に経験できます。

藤本 菜生

● 研修先病院として選んだ理由は?

病院見学の時に指導医の先生をはじめとしたスタッフの方々や先輩研修医の方々が暖かく迎えてくださり、このような環境で働きたいと思いました。

● この病院を選んでよかったことは?

例えば、担当患者さんの治療方針や、当直時の判断など、ただ単に上級医に追随するだけではなく、自分で考える機会を多く与えてくださる点です。自分が思ったことや考えたことを指導医の先生に相談しやすい雰囲気で、きちんとフィードバックをいただいた上で実際の治療を行うことができるため、非常に力がつきました。

● 研修で最も身についたことは?

エコーやCV挿入などの手技を行う機会があれば気軽に誘ってくださるため経験を積みやすく、救急外来など自分が率先して行動しなければならないような場においての手札が充実したように思います。

● 学生へのメッセージ

県外の方はイメージしづらいかもしれませんが、思ったよりも住みよい街です。ぜひお気軽に病院見学へいらしてください!

message Instructor 3

自分のペースで研修を進めることができます

飯橋 舞

● 研修先病院として選んだ理由は?

救急のクリクラ実習をこの病院で行ったときに、まずは自分一人でファーストタッチを行い、かつ後ろで先生が見守ってくださる形だったので、毎日フィードバックを受けることができ、症例から学んだことがより自分の身になる研修ができると思ったからです。

● この病院を選んでよかったことは?

研修医の人数が少ないため、症例を取り合うことなく自分のペースや志望科に合わせて研修を受けることができます。当直やローテーションの組み方の自由度の高さや研究費などの自分の成長を後押ししてくれる制度にも惹かれました。

● 研修で最も身についたことは?

救急科での研修から始まったのですが、問診の取り方、身体診察の仕方は少しずつ身についてきているのを実感し、当直が怖くなくなりました。当直は、自分の今の技量でできるところまで任せてくださる形をとっており、当直や救急での研修で徐々にではありますが自分の型が定まってきました。

● 学生へのメッセージ

山口労災病院では随時見学を募集しています。自分の性格や志望科に合った研修先を探すためにも、ぜひ一度見学や面接に来てみてください。

message Instructor 4

充実した研修のためのサポートがあり、様々な症例を経験することができます。

寺井 智果子

● 研修先病院として選んだ理由は?

少人数制で指導医の先生から丁寧な指導を受けながら幅広く疾患をみることができ、ローテーションを柔軟に組むことができるからです。自分の希望に応じて研修できるところに魅かれました。

● この病院を選んでよかったことは?

指導医の先生のもとマンツーマンで丁寧な指導を受け、自分の希望、知識や手技の習得度に応じて研修できるため、充実した研修ができ成長も実感しやすいと思います。また研究費で書籍を購入できる補助があるのでとても助かっております。

● 研修で最も身についたことは?

まだ研修が始まったばかりですが、基本的な知識、手技だけでなく実際の現場で先生方の診療や患者さんへの対応を間近で見て実際に自分も実践する中で日々多くのことを学んでおります。また救急の研修や日当直を通して、救急外来の基本を学んでいます。

● 学生へのメッセージ

山口労災病院は多くのスタッフの方がサポートしてくれる病院です。また大学病院と距離が近く、たすきがけ研修でも選択しやすいです。ぜひ一度見学にいらしてください。

message Instructor 5

研修医の立場に立ち親身になってくださる先生方、コメディカルの方々が多いので安心して研修できます。

森川 恭光

● 研修先病院として選んだ理由は?

初期臨床研修中断者ですが、そのような事情を特別視せず、遠方だったためWeb面接にて採用してもらえたところに安心感を感じました。また、院長先生はじめ諸先生方の人格にも惹かれて最終的に当院を選択しました。

● この病院を選んでよかったことは?

研修スケジュールにおいてフレキシブルに対応してくれるため、精神的にも体力的にも無理なく研修できるところがよかったです。また、様々な診療科が揃っているため、地域医療以外は当院のみでほぼ研修を完結できる点も大きなメリットとなっています。

● 研修で最も身についたことは?

総合診療科を一ヶ月研修させて頂いている段階ですが、最も身についたことは、総合診療における鑑別能力とは何たるかということをご担当の先生、コメディカルの方々の背中を拝見して垣間見られたことです。常に患者様に寄り添う姿勢には多分に見習うべきものがありました。

● 学生へのメッセージ

山陽小野田市は気候も温暖で人柄も暖く地域的にも住みやすい街です。素晴らしいこの地で共に研修しませんか。

先輩研修医の声

message Instructor 1

研修プログラムを柔軟に変更できます。
外科では執刀させていただくことも。

黒神 祐

● 研修先病院として選んだ理由は?

少人数制で一人一人の経験できる症例数が多いと思ったため

● この病院を選んでよかったことは?

自分の目標に応じて研修プログラムを柔軟に変更できる点、自分のローテートしていない科でなくても珍しい症例や手技があれば呼んでいただけたこと。また研究費も支給されるので書籍も十分に購入できました。

● 研修で最も身についたことは?

救急で重症か、重症でないかを判断する力。
外科系では執刀させていただくこともありました。

● 学生へのメッセージ

研修医の数はそれほど多くはないですが小規模ならではの良さがあると思います。ぜひ、一度見学に来てください。

message Instructor 2

少人数のため有益な症例を確実に経験、
マンツーマンでの丁寧な指導を受けられます。

近藤 守

● 研修先病院として選んだ理由は?

山口労災病院で研修した先輩からの評判が良く、地域の中核病院として症例数が豊富で幅広い疾患を経験することが出来ることが魅力的だったから。

● この病院を選んでよかったことは?

研修医の総数が適度な人数であり、基本的に同時に2人の研修医が同じ科で研修することがない。そのため、各科において有益な症例を確実に経験することができ、マンツーマンでの丁寧な指導を受けることが出来たこと。
どの診療科に進むか決まっていなくて、研修をしているうちに考えが変わっても、その都度フレキシブルに研修予定を変更できた点。

● 研修で最も身についたことは?

数多くの症例を経験することができ、知識面だけでなく、手技が必要となる機会が多く、積極的に参加することで数、質ともに有意義な経験を積めた。

● 学生へのメッセージ

山口労災病院では「自分のペース」でしっかりと学ぶことができる研修病院です。大学病院や地域の開業医の先生方とも連携がとれており、希望に応じてたすき掛けでの研修も可能になっています。山口県内での研修を考えている方は、ぜひ一度見学にきて病院の雰囲気を感じてください。

message Instructor 3

指導医、研修医の先輩、スタッフが優しく、気軽に相談できる環境があります。

寺崎 隼人

● 研修先病院として選んだ理由は?

病院見学に行ったところ研修医の先輩やスタッフの方々がとても優しく、このような環境で働きたいと思って志望しました。

● この病院を選んでよかったことは?

なによりも手技が多いことです。研修医は少人数制なので症例は豊富にあり、指導医の先生の丁寧な指導の下、ルートやCV、動脈ライン確保やエコー、手術の際に結紮、縫合など幅広く行うことが出来ました。
また、ローテーションが終わった科の先生が気にかけて声をかけて頂いたり、困ったときに気軽に相談できる環境であったため病棟管理など行いやすかったです。

● 研修で最も身についたことは?

私は整形外科のローテーションが長かったため、手術に必要な手技や周術期の管理などを学ぶことが出来ました。
救急外来、病棟管理など研修医の仕事の基本となることもしっかりと学ぶことが出来ました。

● 学生へのメッセージ

研修を行う上で病院の雰囲気は非常に重要であると思います。そして雰囲気はその病院に見学に行ってみないとわからないことが多いと思います。当院は年間通じていつでも病院見学大歓迎なので一度是非足を運んでみてください。お待ちしております。

message Instructor 4

患者様やご家族への思いやりの気持ち、能力の研鑽を行う姿勢が身に付きました。

大藪 寛之

● 研修先病院として選んだ理由は?

知人より、自分の希望を叶えられそうな病院があると紹介されました。

● この病院を選んでよかったことは?

Commonな疾患について一般的な診療について研修することが出来ること。

● 研修で最も身についたことは?

患者様やその家族に対して思いやりを持って接すること。
現在の自己の臨床的能力に対する評価と研鑽を行う姿勢。

● 学生へのメッセージ

たすき掛けで数人の受け入れはありますが、基幹型臨床研修病院としての研修医は少人数ですので、やる気に合わせて経験を積ませて頂けます。実務的、実践的に学びたい方は一度気軽に見学にいらしてください。

message Instructor 5

研究費にも恵まれており、学問的にも臨床的にも知識や経験を深めることができます。

森重 拓士

● 研修先病院として選んだ理由は?

臨床実習でお世話になった際、幅広い疾患を診療している先生方の姿を見て、ここで研修すれば成長できると考えたからです。また、研究費など待遇面も恵まれていると考え、当院での研修を希望しました。

● この病院を選んでよかったことは?

指導医の先生による指導の下、一般的な疾患から稀な疾患まで幅広く診療できるため、疾患について学問的に深めることも、臨床的に重要な点を深めることも出来ることです。また、研究費で必要な書籍を購入できることもありがたいです。

● 研修で最も身についたことは?

研修では、患者さんの長期的な管理と急変時の対応、救急対応などあらゆる場面でどう診療していけばいいかという一連の流れを身につけることが出来ました。
そのほかにも、動脈穿刺など一連の手技を経験し身につけることが出来ました。

● 学生へのメッセージ

山口労災病院では多くのスタッフからのサポートを受けつつ充実した研修が出来ますので、研修病院として考えてもらえると幸いです。病棟管理から救急対応まで一般的な市中病院での診療を経験して成長したいという方には特におすすめです。一緒にがんばりましょう。

● 研修先病院として選んだ理由は?

知識や手技の習得度合いに応じて研修スケジュールをいつでも変更できるためです。

● この病院を選んでよかったことは?

日々の診療や当直は指導医と一緒に行いますが、知識や技術の向上に合わせて任される範囲が広がるための成長が実感しやすいと思います。書購入時に補助があるのも助かっています。

● 研修で最も身についたことは?

初診時に鑑別診断を挙げ、治療方針を立てる力がかなりつきました。

● 学生へのメッセージ

私は1診療科につき1つ目標を設定し、達成できなければスケジュールを延長して対応しています。少人数制の病院にはこういうことができるというメリットがあります。

message Instructor 7

自分のやる気をそのまま 反映させてくれる指導体制です。

縄田 裕之

● 研修先病院として選んだ理由は?

少人数でかつ症例を大切にできる病院は県内にいくつかあります。その中でローテートを自分の好きな形で組める点や研修の補助費など、労災病院にしかない特徴に魅かれて選びました。

● この病院を選んでよかったことは?

研修医の自主性を重んじてくださる点です。当院で行っているさまざまな手技、検査、手術に自分のレベルや志望に応じて自分主体で挑戦できます。

● 研修で最も身についたことは?

各科とも必要な手技・検査はどんどん取り組ませてくださるため、「最も身についたこと」というよりは研修医として必要な手技は一通り身についたのではないかと思います。

● 学生へのメッセージ

自分のしたいこと・志望が明確ならば、それに応じて研修医のレベルを超えた専門的なことも含めてどんどん挑戦できます。逆に、志望がなくても医師として必要な技術は一通りしっかり身につけられるのが当院の魅力です。見学、面接お待ちしております。

message Instructor 8

希望に応じて柔軟に研修スケジュールを組むことができます。

能美 翔

● 研修先病院として選んだ理由は?

元々山口県内での研修を考えていましたが、病院見学で雰囲気を肌で感じ、研修医の先輩や先生方の話を聞いて、山口労災病院で研修したいと思うようになりました。

● この病院を選んでよかったことは?

必修の診療科がすべて揃っている点や、研修ローテーションのスケジュールを比較的自由に組むことができる点です。ローテーションはいつでも変更することができます。

● 研修で最も身についたことは?

救急研修や日当直を通じて、救急外来での基本的な動き方を学ぶことができました。また、CPCや地方会での発表を経験させていただき、準備の仕方などを学ぶことができました。

● 学生へのメッセージ

山口労災病院では個人の希望に応じて比較的柔軟な研修を行うことができます。また、大学病院と距離が近いのでたすきがけ研修でも選択しやすいと思います。山口県内での研修を考えている方は、ぜひ一度見学に来てみてください。

message Instructor 9

少人数で充実した研修ができます。

桂 寧々

● 研修先病院として選んだ理由は?

クリクラでこの病院をまわったときに研修医の先生方がのびのびと研修されている様子を見てとても好印象でした。加えて私は地元が宇部であり地元近くで病院を探していたので、この病院を選びました。

● この病院を選んでよかったことは?

研修医の人数は現在5人であり研修中の科が被ることはないので症例を取り合うことなく自由に選べます。また当直はシフト制ではなく研修中の科の指導医の下に入るため、入れない場合に埋め合わせをすることがなく変更もしやすいです。

● 研修で最も身についたことは?

基本的な知識、手技など学べたことは多くありますが、最も身についたことは腹部エコー、心エコーの手技だと思っています。研修中大変修練させていただき、救急外来の場で率先して実施できるようになったと思います。

● 学生へのメッセージ

山口労災病院は見学を随時受け付けていますので、行くか決めていなくてもどんな病院か知りたい、お昼ご飯を奢られたい等どのような理由でも大歓迎です。少しでもこの病院を知ってもらえるとうれしいです。

過去の研修修了者の進路

  1. 山口大学医学部附属病院
  2. 山口県立こころの医療センター
  3. 山口労災病院
  4. 大阪大学医学部附属病院
  5. 宇部中央病院
  6. 産業医科大学病院