医師になり半年を振り返って

桂 寧々

 目の前の業務をこなすことに必死で、この文章を書くまで半年の時間が流れていることに気づきませんでした。働き始めた頃に比べると処方や検査のオーダーの仕方、手技等少しずつできるようになり、当直も必要以上に怯えることなく少しずつ慣れてきたように思いますが、まだまだ先生方のお手をとらせてしまっている状態です。9月、10月は循環器内科で研修させて頂き、心エコー検査や心臓カテーテル検査等させて頂きました。現在は救急科で研修をさせて頂いております。

 この半年、仕事で失敗してしまったり周りに迷惑をかけてしまったりすると、自分は医師に向いているのだろうかと自問自答する日が多くありましたが、患者さんからの「ありがとう」という言葉で前を向いて頑張れてきたと思います。どんなに小さなことでも、今後の長い医者人生において役に立つかもしれないと思いながら、目の前のことを必死で学び、自分の知識として残るよう日々努力していく所存です。今後ともご指導のほどよろしくお願い致します。

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縄田 裕之

 早いもので、医師になり半年が経過しました。前回、研修医になっての感想を書いたのが医師になってから1ヶ月目の時でした。あのころはただ「働く」ことに慣れるのに必死でした。今はある程度仕事に慣れてきて、自分ができることが増えているのを実感するのと同時に、やりがいや楽しさを感じています。このような成長できる環境を作ってくださっているのは先生をはじめとして、病院内のすべての方であることは間違いなく、まずは皆様に感謝申し上げます。  

 着実な成長を実感するとともに、まだ知らないこと、技術が不十分なことが山ほどあるのを実感し、現状の自分に対して不安を覚えてしまうこともあります。ですが、田口院長が僕たち研修医にくださった「目の前のことを一生懸命にやるのみ」のアドバイスをしっかり胸に刻み精進し、なりたい医師像へ邁進していきます。

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能美 翔

 早いもので研修医生活がスタートしてから半年が過ぎました。春から糖尿病・血液内科、消化器内科、麻酔科、総合内科をローテーションし、現在は循環器内科で研修しています。病院には慣れてきましたが、自分に欠けていることを発見して埋めていく日々なので、毎日新鮮な気持ちで過ごしています。特にローテーションの変わり目は覚えることも多く緊張します。春と比べると少しずつできることが増えていますが、一人前になるにはまだ程遠いことを日々実感しています。知識や技術のみでなく、目の前の患者さんとの信頼関係を構築することができるよう精進していきたいです。

 未熟な面を多くの方々に支えてもらっていることで現在の研修が成り立っていることを感謝して残りの研修に取り組みたいと思います。