初期臨床研修(協力型)を終えての感想

山口大学医学部附属病院臨床研修医1年次のM.Y先生が協力型研修施設として当院で研修をされました。

【期間】

令和4年1月11日から4月3日

【研修科】

麻酔科、救急科、外科

【感想】

 私は山口大学からのたすきがけで3ヶ月間、麻酔科、救急科、外科で研修させていただきました。当院の特徴としては、研修医の人数が少ないため、指導医の先生から手厚い指導を受けられることだと思います。

 麻酔科では1日2-3件程度の手術症例に入り、挿管、麻酔維持、抜管まで指導医の先生のもと研修しました。手技に失敗した際にもその場でフィードバックをいただき、少しずつ自信を持って手技が行えるようになりました。

 救急科では、内科、外科問わず救急患者さんの対応をしました。救急隊の情報から鑑別疾患、必要な身体診察、検査を指導医の先生と相談した上で救急対応を行うため抵抗なく対応することができました。症例数を重ねるにつれ自分の中で「型」ができ、スムーズに診療に当たれるようになりました。

 外科では、消化器、血管、乳腺、呼吸器等、幅広い分野の手術に参加し、腹腔鏡のカメラ持ち、縫合等を行いました。また病棟業務では、外科のみでなく皮膚科、形成外科疾患の患者さんもおられ、多くの疾患を経験させていただきました。

 今後も当院で学んだことを旨に日々研鑽を積みたいと思います。3ヶ月間大変お世話になりました。