臨床実習を終えての感想

山口大学医学部5年生の臨床実習第1期の学生さんが、令和6年1月9日~2月16日の期間で実習を行いました。

第1期には3名の学生さんが、それぞれの診療科で実習を行いました。

===========================================

(外科)

 乳腺外科志望ということをご考慮いただき、岩村先生のもとで学ばせていただきました。乳腺疾患はもちろんのこと、消化器・呼吸器・血管など様々な専門分野の手術にも参加する機会をいただきました。

 特に、乳腺疾患では、検診から検査、診断、治療、入院管理、退院、緩和ケアなどあらゆるフェーズの患者様をみることができ、スピード感のある御院だからこそ経験できたと感じました。また、乳腺疾患の治療は手術だけでなく薬物療法も中心になっているので、薬物療法の決定方法や副作用の管理まで学ぶことができ大変貴重な機会となりました。

 また、手技も実際の患者様を相手にやらせていただき、実践的な場も多く提供してくださいました。このような経験は大学での実習では決してできないので、御院を実習先に選んで良かったと思いました。

 もう一つ印象的だったのは、御院のスタッフの方がすれ違う際に挨拶してくださり、困っている時は助けてくださいました。

 このような部分も含め、大変楽しく学びの多い6週間となりました。誠にありがとうございました。

===========================================

(救急科)

 実習始まってすぐはポリクリを終えたとはいえ、何からやって良いのか分からず見て学ぶことで精一杯でしたが、徐々にどのような問診、診察をしたら良いのかが頭に浮かび、実行できるようになりました。これまでの座学ではなかなか学べないことを、実際に動いて学ぶことができ医師になることへ一歩近づけたと思います。

===========================================

(麻酔科)

 1ヶ月半でしたが大変お世話になりました。麻酔一般の知識はもちろん循環、呼吸なども詳しく理論的に教えてくださり、大変勉強になりました。手技も自分が不器用でしたが優しく教えてくださいました。

 研修医の方々も優しく接してくださり、良い雰囲気でストレスなく実習に臨むことができました。

===========================================

 2月19日から第2期の学生さんが1名実習予定です。

 当院では、随時病院見学を実施しておりますので、お気軽にご連絡ください。