臨床実習を終えての感想

山口大学医学部5年生の臨床実習第2期の学生さんが、令和7年2月17日~3月28日の期間で実習を行いました。

第2期には1名の学生さんが、救急科で実習を行いました。

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(救急科)

 救急科での実習を通して、教科書や座学で学んだ知識を実際にアウトプットすることの難しさや、問診・診療の大変さを痛感しました。同時に、自分の目で各疾患ごとの臨床経過を追っていく楽しさも実感することができました。

 私が初めてファーストタッチした患者さんは、今振り返れば外因性の比較的シンプルな症例でしたが、当時は緊張で何を聞けばいいのか分からなくなり、すぐに河村先生に助けを求めたことを今でも覚えています。実習開始当初は診察する際にどこを診ればよいのか、どこを触ればよいのかすら分かりませんでした。

 しかし、毎日河村先生にフィードバックとアドバイスをいただく中で、できないながらも多くのことにも挑戦し、徐々に臆せず問診や診察ができるようになりました。また、何を鑑別に挙げ、どの検査が必要かを考える力も少しずつ身に付いてきたと感じています。

 たくさんの挑戦する機会を設けてくださり、ご指導くださった河村先生、河野先生、縄田先生、本当にありがとうございました。また、優しくフォローしてくださった看護師さんや技師さん、総務課の方々など、病院スタッフの皆様にも大変お世話になりました。

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 当院では、随時病院見学を実施しておりますので、お気軽にご連絡ください。