令和4年5月12日(木)に救急科・河村宜克部長が初期臨床研修医1年次に向けて初期臨床研修医セミナー〜「臨床推論」について〜を行いました。
「臨床推論」とは医師が患者さんから情報を得て診断に結びつけていくための思考過程のことです。医師は直感的分析と網羅的分析を使い分けて診断に結びつけています。前回のセミナーにある「スキーマ・スクリプト」の考え方が基本にあり、”疾患スクリプト(illness script)”として分析に活用します。
目に見えない頭の中活動ですが、言語化しわかりやすく解説されていました。明日からの診療にすぐに役立つ内容でした。